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Flowmon の導入で大規模ネットワークのインシデント対応を強化したセガ

セガは、世界に複数のオフィスを持つ世界有数のインタラクティブエンターテイメント企業の1つです。セガのネットワークには、およそ2,600人の社員が毎日アクセスしており、ネットワークの可視性と、ネットワークトラブルが発生したときに根本原因を分析する機能を必要としていました。ネットワークの可視性要件は、プログレスの Flowmon ソリューションを実装することで満たされました。

課題

  • 全11社のグループオフィスと20以上の社屋をつなぐ大規模なネットワークインフラストラクチャ
  • データ量が膨大になるパケットキャプチャソリューションを NetFlow ベースのソリューションに置き換える
  • ネットワーク障害発生時に根本原因を解明できる分析機能の必要性
  • ネットワーク全体の可視性を確保する必要

主なメリット

  • ネットワークトラフィックの可視性とセキュリティの強化
  • 日常的なタスクの自動化
  • データ・ネットワーク使用率に関する詳細な知識によるキャパシティ計画の改善
  • ネットワーク問題の迅速な根本原因分析
  • 問題発生時に迅速に対応する機能を提供するツール

導入された製品

  • Flowmon ADS
  • Flowmon Collector
  • Flowmon Probe

課題

セガにとって、全11社のグループオフィスと20以上の社屋をつなぐ大規模なネットワークインフラストラクチャを強固なものにし全体を的確に把握することは非常に重要な課題です。システムやサービスの安定性を確保し、問題があったときに迅速にトラブルシューティングできるよう、ネットワーク全体の可視性を確保する必要があります。

セガではパケットキャプチャソリューションを使用してネットワークを分析していましたが、このアプローチでは使用するデータ量が膨大になり、分析にも大量のストレージと時間を費やさなければなりません。この問題点は以前から認識されており、セガの IT 部門では、NetFlow ベースのソリューションを探すことにしました。

ソリューション

セガでは、開発部門とテスト部門などでデータをやりとりする際、高速ファイル転送用サーバーを利用しますが、テスト用に送るゲームデータは数十ギガバイトにものぼります。拠点間の通信が遅延したり止まってしまう問題が発生しやすく、迅速な対処や予防のためにも、ネットワークの可視性を確保することは不可欠でした。適切なソリューションを探していたところ、ある展示会で Flowmon の存在を知り、導入を決定しました。Flowmon を実装することで、詳細なレポートと分析、迅速なトラブルシューティング、キャパシティ計画などに関する要件を満たすことができました。

セガが導入した Flowmon ソリューションは、複数の Flowmon Probe と Cisco の複数のアクティブデバイス、それらからフローデータ統計を収集、保存、分析するための24TB の Flowmon Collector 1台という構成になっています。コレクターの機能は、ネットワーク振る舞い分析を実施する Flowmon Anomaly Detection System (Flowmon ADS、異常検出システム) を使用することで拡張されました。このように環境を整えたことで、セガでは、ネットワーク、運用、またはセキュリティに関する多様な問題をリアルタイムで検出して対応するために必要な、詳細なネットワークの可視性を得ることができました。

「Flowmon のインストールはシンプルで直感的にわかりやすいものでした。Flowmon を導入したことで、以前は欠けていたネットワークの可視性を獲得することができました。その結果、ネットワーク問題の原因を速やかに究明できるようになりました。このソリューションは、ネットワーク帯域を増やす必要があるのかどうか、的確に判断するためのツールにもなります。全11社のグループオフィスと20以上の社屋のすべてにこのネットワーク監視ソリューションを展開する予定です。」

佐藤正博氏
IT 本部インフラシステム部、セガ

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